学内で、ハッカソンがありました。大学の中だけで使えるAIをアプリに組み込んで、学内の困りごとを解決する。期間は、2週間ほど。
題材は、大学から届いた1通のメールにしました。キャンパスの受動喫煙への注意です。煙で困っている人は多いのに、その声は届きにくい。本人には言いづらい。報告すると、誰かを特定するようで怖い。
決めたのは、「人を責めず、場所に伝える」こと。
- 顔認識は、しない
- 人を特定する機能は、作らない
- 個人宛ての通知は、送らない
困っている人は、気持ちのまま一文を書く。AIが場所と種類と時間を読み取り、人の特徴だけを伏せて、やわらかい文に整える。報告が重なると、その場所の看板が、場所の一人称で話します。
入賞は、できませんでした。
それでも、ほかの人の開発が面白かったです。既存の仕組みに組み込む形でAIを生かす人がいて、まったく新しいものを生み出す人がいた。その発想力を、目の前で見ました。
良い体験になりました。